園長のひと言 (2017年8月31日)
 

二学期が始まり、2週間が過ぎました。
今年は残暑が厳しいという予報が出ていましたが、少し前から夕方になると、虫の音が聞こえ、風は少々冷たいです。
季節は夏から秋へと変わり、外遊びをしている子供は、トンボを追いかけたり、雲を見て夏と違う説明をしています。



選択の自由と責任 ①
子供は幼稚園で4年、3年、2年間集団生活を経験してして、3月卒園、4月入学します。
卒園おめでとう、入学おめでとうを経験し、幼稚園と小学校は、子どもがスムーズな連携が出来るように話し合いをしています。
小学校、中学校は義務教育です。
義務教育の「義務」を広辞苑で引くと

・自己の立場に応じて、しなければならないこと、またしてはならないこと

・人が自己の好悪にかかわりなく、なすべきこと、またなすべからざること

・ 法律主体たる人に課せられる法的な拘束⇔権利

と書かれています。

以前は、小学校へ登校が出来なくなると、親は大変困り、悩み、子どもを元気づけ、相談に行き、何とか学校生活を続けられる努力をします。
しかし、今、学校を続けられない、登校できない子が増えているそうです。
理由として「いじめ」「なじめない」「居場所がない」「集団に違和感」等があり、学校へ行けなくなるそうです。
義務教育は様々な理由で行けなくなったとしても、校長先生が認めると卒業出来ると言っていました。
しかし、行けなくなるまでの気持ちは、悩みの日が続いていたのでしょう。
その時の親の対応は、難しいですね。
どんな理由であろうと、学校と話し合い、行かせる努力をするのか、子どもの切実な想いを理解して、次、これからどうするのか子どもと話し合いをするのか、子ども自身で何をするか決めるのか。

学校に行けない子の学び、生活する場はあります。
幼稚園では、年長が卒園するとき全員小学校へ行くものと考えています。
幼稚園と小学校が連絡を取り合い、子どもにとって良い連携が取れるように、子どもが良いスタートが出来るように、育ちの連続性は何なのかを話し合い、伝えていきたいと思います。

家庭、小中学校、幼稚園それぞれの人的、物的環境の中で子どもは育ちます。

                   
山王幼稚園 園長 芝木儀仁


二学期始業式にて