園長のひと言 (2016年1月29日)
 

 2月4日頃は”立春” 二十四節気の一つで、暦ではこの日から春の始まり、とはいうものの寒い日は2月も続きます。
2月の終わり、3月の声が聞こえてくる頃には、園庭の大きな雪山が少しずつ低くなるでしょう。

雪解けと共に進級、卒園の3月になります。
年長組は卒園製作を作っていたり、卒園式の歌の練習が始まると子ども達に意識が芽生えるのか「先生、卒園するからね」「ランドセルもう少しでくるんだよ」「先生、卒園式で泣かないでよ」と言うときの顔、声の出し方が少し大人に見えます。

 この頃は園庭の大きな雪山と、ホールの壁を直した時に付けてもらったクライミングで遊んでいます。
「さあ、外で遊ぶよ」と先生が言うと、「ワーッ、ヤッター」という大きな声が聞こえます。
大きな声の中で、小さな声「エーッ」も聞こえます。
「エーッ」の子も出てしまえば、登ったりソリで滑ったりで楽しく遊んでいます。
年中、年長組は「外へ出るからジャンバー、つなぎを着て、手袋をして、靴を履いて待っていて」と言うと、10分~15分で身に付けます。
一番難しいのは、靴カバーです。
足から上げて長靴を履き、ジャンバーのカバーを靴の外に出し、ジャンバーを下げ、靴カバーを付けます。
この作業は年中、年長には、大変な作業ではないのですが(中には遅くなる子もいますが)年少組は、外で遊ぶ時間よりジャンバーを着る所から靴カバーを付けるまでの作業に時間がかかり、ほとんどの子は一人で出来ません。
一人で出来ないと言うより、途中であきらめます。
あきらめるより、出来ないのです。
これは今時期だけです。
この経験が、年少組にとっては、とても大事な時間です。
その時間はとても短く、何回かの経験を繰り返すうちに自分で出来るようになります。
今は「早くやって」「何するの」「どうして外へ行くの」「靴カバーは難しい」がほとんどです。
子どもが成長する姿、変わっていく姿を見るのは楽しいです。
子育て中に子どもと一緒の時間が楽しいと思うのは、どんな時でしょう。
その時間を大切にして欲しいです。