園長のひと言 (2010年7月-2)
 

 
 日本全国うだるような暑さが続き、子ども達の熱中症を心配し、水分を取るように先生たちには伝えています。

 暑いといっても広い北海道は、涼しい所もあります。
札幌でも30度を越える日は数日ありますが、暑くて寝られない日は、ほとんどありません。
最低気温が30度は経験がないです。
40年前 吉祥寺での学生時代エアコンのない一間のアパートで夏を過ごしたことを思い出しますが、その頃は暑くて寝られないという事はなかったように記憶しています。

 人間の記憶は何歳からあるのか個々それぞれだと思いますが、中には母のお腹の記憶、生まれてすぐの記憶、産湯の記憶、、、、等々聞いたことはありますが、全体から見ると極わずかで、ほとんどは幼児期の強い印象に残った出来事、大人の話が本人には自分の記憶として変化したものがありますが、子ども、大人でもあまりにも強烈な経験、心に強く響いた経験は、その部分だけ記憶から抜けることもあります。

 山王幼稚園に来た実習生に「自分の幼稚園時代で覚えていることはありますか?」と質問すると、ほとんどの学生は答えます。
ある経験を詳しく説明する学生、断片的に話をする学生、その時がとても楽しく良い思いでなので、自分も幼稚園の先生を目指しているという学生もいます。
ゲーム、友達、先生の声、笑顔、親との思い出、たくさんの答えが返ってきます。

幼稚園の思い出が、その人の最初の楽しい思い出になったり、先生の記憶が楽しい思い出、原因は忘れても怒られた悲しい思い出だとしても、幼稚園時代の思い出話ができるとするならば、幼稚園教育、幼児教育のプログラムは子ども中心に考え、子どもにとって充実したプログラムでなければなりません。

 今 活動しているものは目的があるのか、ただ単に面白いだけなのか、その活動を通じて気付いて欲しい事は、伝えたいことは何か。

 子どもが幸福な生活を送るには先生はたくさん考えます。

子どもの笑顔は宝物。
みがいて、みがいて、自分から光る宝物。

                                2010年7月23日 第一学期終業式




        





園長のひと言 (2010年7月-1)
 

 
 今年は冷夏といわれ寒い春を過ごし、「今年は夏がないかもしれない」「水遊びは出来ないね」等云っていた矢先、突然夏が来ました。30℃を超えています。
園庭では水遊びをしている子ども達。見ると先生の服もビショぬれです。

 運動会を終え、イベントを経験し、完成させた喜びを全身で表現し、一つ一つの行動も年齢で考えられる大きな成長を見せています。

 しかし、出来事において、判断基準が違う子どもは時として意見の違いや、考え方の違いに驚き、どうして良いかわからず先に手が出る事もあります。

「統合保育」を行っている山王幼稚園には、数人の車椅子の子ども、自閉症、広汎性発達障害、大脳形成不全、脳性まひ、精神運動発達遅滞など病気を持った子ども達と仲良く遊び、病気を受け入れクラスの仲間として生活しています。

 少々のトラブルがあっても、その経験が生かされ、意見の違い、行動の違いがあり、トラブルになっても、話をする中で受け入れ方、自己表現の方法、やさしさが互いに出て、認める心、違っても良いという気持ちで成長しています。

 幼稚園で経験する子ども達の生きる力を先生は見守っています。



                   



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