園長のひと言 (2010年4月)
 

 春の音
 --- 北海道私立幼稚園連合会会報「カマラード」掲載文章より----

 始業式、入園式が終わり、泣いていた子どもは元気に遊び、新たな泣き声が園内に響いています。
進級した子どもは入園の子どものお手伝いをしてくれる子もいて、「自分の事はできているの」の言葉を「ありがとう、先生とても助かるよ」「おねえさんになったね」に置き換え、子どもの成長を喜んでおります。

 雪投げ、氷割に忙しかった冬が終わり、園庭の木々、花壇がすっかり顔を出し、茶色の芝生が緑になりました。

春だよ、春が来たんだよ、いつまで背中を丸くしているんだ。

何いっているんだ、君がいつまでも冷たくて強い風を吹かせているからだろう。
お前の後ろにいる夏を早くつれてきてくれよ。

だめだね  

どうして

だって、まだたくさん春をしていないだもん。

たくさんな春って何

たくさんな春って、たくさん春をする事だよ

わからないよ

春の太陽を呼んできて、春の風と遊んで、春の土と草の上で転がって、春に咲く花の音を聞くんだ。

花が咲く音って、どんな音なの

花が咲く音を聞いた事がないのか

たとえば、チューリップの花が開く時は「パフ」 
さくらが咲く時は「パフ」 
たんぽぽが咲くときは「パフ」

全部「パフ」だね。

それが、ちがうんだよ。大きい花、小さい花、花の種類で「パフ」がちがうんだよ。
そして、その音を聞くと心がワクワクするんだよ。 



                

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